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CHUWI Minibookレビュー(開梱編)
到着まで紆余曲折ありましたが結局11月下旬に届きましたCHUWIのMinibook(Core m3-8100Y、16GB RAM、日本語キーボードモデル)。レビューをしていきます。特徴等をピックアップしていきますのでご参考になれば。
なお、AliExpressで買った方がIndiegogoの出資者よりも早く届いたという到着までの経緯はこちら。
9月に届くからIndiegogoで出資したCHUWIのMinibookが11月23日にやっと到着。届くまでの顛末を纏めます。
梱包
ブツ自体は大阪府大阪市住之江区から届きました。
これを開封するとSplatoon2のジャンプマットそのままの見た目と弾力の透明な梱包材に包まれています。体積的には結構大きいですね。
※イメージ映像です。
ジャンプマットから取り出したMinibookとスタイラスペンはこちら。
箱の側面はこうなっています。Linuxモデルも展開するならタッチパネルと指紋リーダーのドライバを公開していただきたいところ。1
こちらはスタイラス。電池が格納されていそうなところに何も入っていませんでしたがスタイラスの中にAAAA(単6)電池が入っています。
内容物
Minibookの中を見ていきます。
重箱構成になっていて、一番上には保証書?と各国語版の説明書等が入っています。
日本語説明書部分の1ページ目。2ページ目はどこかというと…
下ではなく右にあります。まさかの9分割Z字向き。これは見づらい。
よくあるノンネイティブの方が書いた日本語で、ところどころ中華フォントになっていたり「たたき、ぶつかり合いを避けてください」「化学溶液を使われないでください」「ファーマつティング化域はアップロード、ダウンロード、中にネットワーク連続を切れないでください」「Wi-Fi連続できません」等の怪しい日本語に癒されます。
また、仕様欄に「人気機能」としてHOST、Bluetooth4.0と書かれていますが、英語部分でどう書かれているかというと「Function」と書かれていて余計にわかりませんでした。中国語部分では「熱門効能」。人気機能が一番近いですね。結局のところHOSTとは。
英語キーボードの注意書き。
日本語での説明。なぜか「ろ」キーの説明は中国語。
本体
重箱の2段目に本体が入っています。
袋から出してご対面。ロゴは画面を立てた時に上下が合うようになっています。
画面を開いた図。びっくりするくらいツルテカでベルト通しが写りこんでいます。また、左上隅がひしゃげているように見えますが単にカメラの歪みです。
キーボードの打鍵感はかなり良いです。左右にねじれることなく垂直にちゃんと押し込まないと入力できないタイプで好きな人は多いのでは。
画面を折り返して開ききったいわゆる「タブレットモード」での左側面です。
ヒンジでない側は開ききっていませんがこれはカメラの歪みではなく単に開ききりません。ゴム足が干渉するからなんですが、タブレットモードでの利用をメインに考えている場合は再検討した方がよいと思います。2
端子はUSB3.0、miniHDMI、USB Type-C(給電兼用)。
タブレットモードでの右側面。端子は3.5ピンイヤホン、USB2.0、MicroSDです。なお、使い始めて気づきましたがこちらのUSB2.0ポートはノートPCスタイルで使う場合は上下逆になります。本体に内蔵されているので出番はないかと思いますがUSB接続の無線LANアダプタでアンテナを上に折り曲げるタイプのものは折り曲げられないので左側面のUSB3.0ポートを使うことになると思います。
MicroSDは装着時は完全に収納されるタイプで、排出時はさらに奥に押し込むとバネの力で出てきます。こちらが挿入時。
こちらが排出時。
本体裏面。各種認証マークの下には「ALK MinB D16G190903xx」(念の為隠します)とレーザー刻印されています。シリアルナンバーでしょうか
同梱品
同梱品はUSB Type-Cケーブルと$1で変更した45WのUSB-PDチャージャーです。ケーブルは約120cmですかね。割と長めです。
USB-ACアダプターですがぶっちゃけデカいっす。仕様的には良いんですが1ポートしかない割にでかい。サポートするPower Profile/Power Rulesとして記載されているのは以下の通り。
- 5V3A
- 9V3A
- 12V3A
- 15V3A
- 20V2.25A
このうちで商品名になっている45Wになるのは15V3Aと20V2.25Aです。
…ん?先ほどは触れませんでしたが日本語の説明書の中にこんな記述が。
製品仕様としては12Vで充電するなら45Wにはならなくて最大でも36Wですよね?というか上限が12V2Aなら36Wですらなく24Wですよね?345Wで給電されるんじゃないならこれじゃなくてもいいのでは…
番外編1:Xiaomi AD16TWとのACアダプター比較
ということで、元よりこいつを使おうと思っていた小米/Xiaomiの小米USB充電器30W快充版(Type A+C) AD16TWとの比較です。ちなみにこれは台湾(高雄)に行ったときに買ってきたもの。顛末はこちらをご覧ください。
小米専売店も入居する大魯閣草衙道/タロコパーク。どでかいショッピングモールには鈴鹿サーキットも。(高雄旅行)
AD16TWのType-CポートのPower Profile/Power Rules記載はこちら。
- 5V3A
- 9V3A
- 12V2.25A
- 15V2A
ということで、Minibookが最大12V2Aで充電するとしたらむしろこっちの方が最適解ではないかと(PDO次第ですが)。
番外編2:CHUWI Minibookとhp 2133 Mini-Note PCを比較
2008年にhpから発売された2133 Mini-Note PCを覚えていらっしゃる方はいますか?私は発売当初にVia C7のPCが欲しくて買ったクチです。同じように小型でキーボードの打鍵感が良好だったこの2台を比べてみようと思います。
左上を完全に揃えていますが、真上から撮れないことと2133の方がフチがよりラウンドしているため、ずれているように見えます。サイズ差はこのくらいあります。特に幅が小さくなっていますね。
横から厚さを比べた状態です。端で揃えているのがお分かりいただけるかと思います。厚み自体はMinibookの方が当然薄いですが、そこまで変わりません。どちらも本体側は厚みがあるタイプですね。
なお、重量は2133が1.27kg、Minibookが約675gなので、圧倒的にMinibookの方が軽いです。但し、Minibookは持った時にがっしりとした重みは感じます。持ち運びには問題ないですが長時間手で持つと疲れてくる重さだと思います。
以上でCHUWI Minibookの外観のレビューは終了となります。これ以降もMinibookの記事はアップロードする予定ですが、購入を考えている人の参考になれば幸いです。
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