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久しぶりの純新規一括1円案件(06/17 08:59まで)
概要は物凄く制約の緩いスマホ販売です。機種はRakuten Mini、かつてあったようなBeeTVやLISMOなどのオプションを1か月だけ契約することがキャッシュバックの条件ですみたいな契約ノルマに付き合う面倒もなく、1年間無料で利用できるRakuten UN-LIMITを契約するだけです。契約期間の縛りもないため、1年以内(無料期間中)に解約すれば、その費用も掛かりません。
Rakuten Miniをおさらい
今回の端末となるRakuten Miniについて、特徴を書き出すとすれば
- Felica搭載スマホ1としては世界最小・最軽量(3.6インチ、79g)
- 解像度は1280x720(720p)
- eSIM搭載、物理SIMスロット非搭載
- RAM3GB/ストレージ32GB/MicroSD非搭載/SoCはミッドレンジ/ローエンド(Snapdragon 439/Cortex A53 8コア)
- 防水防塵はIP52
ということで、ローエンドではありますがとにかく小さいこととeSIM、Felica搭載という際立った特徴のある端末でした。物理SIMとMicroSDが非搭載なので個人的には見送りしていた端末です。小ささは評価していたんですけども。
防塵は結構しますが防水はちょっと斜めから水がかかっても影響がない程度で、多少水がかかっても平気という程度でしょうか。
Rakuten Miniの弱点
スペックは見ただけでガシガシ使い込むのに向いてないのがすぐわかりますが、物理SIMスロットがないことで海外に行った時に現地プリペイドSIMを使おうとしても差し込めません。
現状旅行者用のプリペイドSIM2をeSIMで提供する国を先進国以外ではあまり聞かないので、そういう用途で使おうとすると海外ローミングで使うことになります。一応UN-LIMITでは海外ローミングは66か国で使えますが月2GBまでの制約があるので別の手段が必要です。一応超過後も128kbpsでは使えるのでなんとかなるかもしれませんが。
先進国以外でもeSIMを使うサービスがないわけではないので、時代の流れで変わるとは思いますが。
対応周波数仕様が何の前触れもなく変更される(6/10追記)
2020/06/10、突如としてRakuten Mini C330の対応周波数が変更されました。
現在サイトに掲載されているのは以下になっています。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-mini/spec.html
IMEIが351676110356708以前
- LTE Band1/3/
4/5/18/19/26/28 - TD-LTE Band
38/41 - WCDMA Band Ⅰ Ⅵ ⅩⅨ
IMEIが351676110356716〜351676110680487
- LTE Band1/3/4/5/18/19/26/28
- TD-LTE Band38/41
- WCDMA Band Ⅰ Ⅵ ⅩⅨ
IMEIが35167611068049x以降(xはチェックディジットの為0〜9のいずれかの数字)
- LTE Band3/4/5/18/19/26/28
- TD-LTE Band38/41
- WCDMA Band Ⅰ Ⅵ ⅩⅨ
記載変更前の対応周波数
- LTE Band1/3/18/19/26/28
- TD-LTE Band41
- WCDMA Band Ⅰ Ⅵ ⅩⅨ
対応周波数がいきなり変わるというのも前代未聞ですが、IMEIから生産台数が見えてきます。IMEIの下1桁はチェックディジットであるため、下2桁目から最初の周波数ロットが35670台、2番目の周波数ロットが32378台、現在の周波数ロットが68049台目以降と推測されます。
また、これで問題なのは、買う前に確認した仕様ではないものを消費者が買っていることで、消費者契約法の不実告知(重要事項について事実と異なる説明があった)に該当する可能性があるのではないかと考えます。
実際、購入前との仕様の相違は影響するのが主なところではLTEのBand1で、このバンドは現在日本でeSIMを提供するサービスではIIJmio eSIMしかないので、これを使う人以外は該当しない3ことが考えられますが、キャリアとしては顧客の購入時に掲載していたバンドに対応するのが筋で、個別に許諾を得た場合以外は放置してはならない問題だと思います。
また、製品の途中で周波数を変えていますが、それぞれのロットで各対応バンドのFTをやっているのかが気になっています。
Rakuten UN-LIMITをおさらい
契約料金プランとなるRakuten UN-LIMITについては特徴だけおさらい。
- 月額2980円+税
- 楽天回線エリア(狭い)→データ使い放題4
- au Band18エリア(広い)→月5GB、超過後は1Mbps上限
- Rakuten Linkを使った国内通話はかけ放題、Rakuten LinkからはSMS送り放題
- 事務手数料3300円(税込)
詳細は過去記事にて。
ついに発表された楽天のMNOサービスプラン。詳細まで纏めたらオススメできる人は相当絞られる結果に。
楽天モバイルのMNOサービス開始&料金プラン改善発表。これならおすすめできる人が増えますね。SIMも到着したので使ってみた結果も報告(失敗)
キャンペーンを含めた還元モリモリ
Rakuten UN-LIMITの月額2980円は現在も実施中の先着300万人キャンペーンを適用できれば1年間無料、事務手数料は契約後にRakuten Linkの利用登録とSMS認証が完了すれば楽天ポイントで3300ポイント還元されます。
また、店舗ではなくオンライン契約(とRakuten Link利用)なら3000ポイントプレゼントキャンペーンも実施中です(07/31まで)
なので、楽天回線エリアでない人でもauのBand18エリアで毎月5GB回線を事務手数料のみで利用できるキャンペーンです。事務手数料は全額分楽天ポイントで戻ってきますし、必要なくなったら1年以内に解約すれば料金は1円、端末が手元に残るのでWiFil運用することも可能です。
契約形態は新規/MNP/楽天MVNOからの契約変更
特にここも縛りなく、新規と楽天MNO(無料サポーター含む)以外の利用者であればすべて対象です。但し、MNP転入で申し込む場合はMNP転出番号が申し込み時に必要なので、利用中のキャリアによっては転出番号の発行に時間がかかる場合があります。
eSIMから物理SIMに契約変更するなら3300円+税。Rakuten Miniは自由の身に
与太話にはなりますが、今回のRakuten MiniのeSIM契約じゃなくて、eSIMスロットを搭載していない端末で楽天MNO回線を使いたい場合はどうすればよいでしょうか。
答えは 「SIMカードの交換」で物理SIMを発行です。 my楽天モバイルのアプリにある各種手続きから「SIMカード交換・再発行」で申し込み後、SIMカードの到着を待つだけです。
Rakuten Miniを他人に譲渡する場合は、端末内に残っているeSIMの情報を削除しましょう。
また、楽天モバイルのMNOサービスで使用できる端末は仕様が公開されていませんがVoLTE対応のBand3(楽天回線)/Band18(auローミング)端末であると思われます。私の手元で確認した際の手順は過去記事をご参考ください。
楽天モバイルのMNOサービスのSIMをスマホで開通。VoLTE対応端末でないと開通不可?
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