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枕元で使っているAndroidタブレットのリプレースとして第10世代Fire HD 8(2020)を購入
経緯
主に就寝前の時間、よく見ているYoutubeの動画のチェックやニュースのチェック、動画再生、たまにしているTwitterチェックで使用しているNexus7 2013がいよいよ不調になっていました。具体的には以下の症状が発生していました。
- 電源を切ったわけではないのに電源がたまに落ちている(時間経過とともに頻度上昇)
- 電源ボタン長押しで電源を入れようとすると白インジケーター5回点滅で電源入れられず(時間経過とともに頻度上昇)
- 電源投入に成功した場合、ブートアニメーション後にロック画面になった直後に全画面橙色/全画面青緑になって何もできない→電源オフ
- 恒常的な問題として、OSはResurrection Remixを使っていたが、最後のリリースが2019年6月でセキュリティ面でもよろしくない状態ではあった
電池持ちも2時間くらいになっていたので、電源周りの異常としてNexus7の電池を交換する1のが割と行われていたようで、私も検討したものの現在では電池である【C11P1303】が市場にあまりないことを知ったため、ここは素直に諦めて用途に合うタブレットを買うことに。
Amazon Fireタブレットを選んだ理由
Nexus7 2013の代わりとしてAmazon Fireタブレットを選んだ理由は以下の通りです。
- Amazonがグローバルに販売していることから何かトラブった時に解決できる可能性が高い
- アクセサリが豊富
- AmazonがOSのメンテをしていて、当面はセキュリティ面の不安が少ない
- Amazonのセール時には普段から安い値段がさらに安くなる
厳密にはAndroidタブレットではないですが、あまり複雑な手順を踏まなくてもGoogle Playを導入できそうだったのも購入の理由の一つでした。
Fire HD 8にした理由、Proとの違い、Proにしなかった理由
現在販売されているFireタブレットは大きさで分けると3機種あります。
- 第9世代 Fire 7(2019年版)
- 第10世代 Fire HD 8/Fire HD 8 Plus(2020年版)
- 第9世代 Fire HD 10(2019年版)
それぞれの特徴は以下の通りです。
機種 | Fire 7 | Fire HD 8 Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 |
---|---|---|---|
発売時期 | 2019年 | 2020年 | 2019年 |
ストレージ | 16GB/32GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB |
画面サイズ | 7インチ | 8インチ | 10インチ |
解像度 | 1024x600 | 1280x800 | 1920x1200 |
RAM | 1GB | 2GB 3GB | 2GB |
大きさ(mm) | 192x115x9.6 | 202x137x9.7 | 262x159x9.8 |
重量 | 約286g | 約355g | 約504g |
無線LAN | IEEE802.11 a/b/g/n/ | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.1 | 5.0 | 4.2 |
対応Fire OS | 6 | 7 | 7 |
(ベースAndroidバージョン) | 7.1 | 9 | 9 |
SoC | MediaTek MT8163V/B | MediaTek MT8168 | MediaTek MT8183 |
CPU | ARM Cortex-A53 1.3GHz 4コア | ARM Cortex-A53 2GHz 4コア | ARM Cortex-A73 2GHz 4コア・Cortex-A53 4コア |
USB端子 | MicroUSB | Type-C | Type-C |
MicroSD | 最大512GB | 最大1TB | 最大512GB |
この中から選ぶ訳ですが、発売時期の違いもあり全てがFire HD 10が最上位ではないことがわかります。値段はFire 7は凄く安いんですが、MicroUSBと解像度が明らかに動画再生向けではない、RAMも心許ないという理由でまず除外。
7インチのNexus7の置き換えで画面サイズは10インチ無くても良かった2ため、重量も軽い8インチを今回選びました。
Fire HD 8/Fire HD 8 PlusとNexus7(2013)の違い
では具体的に今まで使っていたNexus73と第10世代Fire HD 8(2020)を比較します。
機種 | Nexus7 2013 | Fire HD 8 | Fire HD8 Plus |
---|---|---|---|
発売時期 | 2013年 | 2020年 | 2020年 |
ストレージ | 16GB/32GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB |
画面サイズ | 7インチ | 8インチ | 8インチ |
解像度 | 1920x1200 | 1280x800 | 1280x800 |
RAM | 2GB | 2GB | 3GB |
大きさ(mm) | 114x8.65x200 | 202x137x9.7 | 202x137x9.7 |
重量 | 約290g | 約355g | 約355g |
無線LAN | IEEE802.11 a/b/g/n | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.0 | 5.0 | 5.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon APQ8064 | MediaTek MT8168 | MediaTek MT8168 |
CPU | Krait 1.5GHz 4コア | ARM Cortex-A53 2GHz 4コア | ARM Cortex-A53 2GHz 4コア |
USB端子 | MicroUSB | Type-C | Type-C |
MicroSD | × | 最大1TB | 最大1TB |
NFC | ○ | × | × |
Qi | ○ | × | ○ |
まぁあれですよね。意外とNexus7優秀。
Fire HD 8のほうが有利な点は
- 64bitになった
- ストレージに64GBを選べる
- 無線LANでIRRR802.11 acが使えるようになった
- Bluetoothが5.0になった
- MicroSDスロットがある
- USBポートがType-Cになった
- PlusだとRAMが3GB
- 高ビットレート(6Mbps)のFull HDのH.264 High Profile動画をNAS上から直接再生した場合にハードウェアエンコードが効くので遅延なく再生可能(細かいけど大事)
一方でNexus7(2013)の方が有利な点は
- 解像度が高い(1920x1200)のでFullHDの動画をドットバイドットで再生できる
- 65g軽い
- NFCがある
- Fire HD 8無印だとQiがない
というのがざっくりした相違点ではあります。解像度については今回完全に妥協しました。NFCについては枕元で使う限りは出番が少ないことと、カスタムROMではバージョンアップの際にNFCが障害になることが多々あるようで、Resurrection RemixではNFCが使えませんでした。QiもUSBポートがType-Cになったことで挿抜可能回数が増えたことと基本的には枕元で使うのでケーブルで繋げるようにする前提の運用でした(Nexus7でも)。
Amazonブラックフライデー&サイバーマンデーセールで購入!
Amazonのセールで平時でも安いのにさらに安くなるFireタブレット。Fire HD 8 64GBの平時の値段は11980円で、それなりにサポートが付くタブレットでこの値段は既にかなりお買い得ですが、今回のAmazonブラックフライデー&サイバーマンデーセールでは4000円引きの7980円でした。助かる!
なお、Kindle Unlimitedも3か月分を無料でつけることができます。
私の場合は半年に1回くらいKindle Unlimitedを契約していますが、時々ある3か月99円キャンペーンは過去1年間利用がない等の条件があるので、来年の2月末まで適用なのは純粋にお得です。
到着・開封
無事に届いたので中身を確認します。
箱の表にいくつか動画サービスのアプリが見えますが、Youtubeがないっていう奴ですね。
裏は画像がなく字だらけというのが意外。表が画像なのでということでしょうか。
内容物はタブレットが下が箱状になっている紙に包まれています。
USB Type-A Type-Cケーブル、ACアダプター(5V1A)、説明書、注意書きが箱の部分に入っていました。ACアダプターは近年珍しい1Aのものなので、小電力のものの充電には使えるかも。
タブレットは袋に入っていて、子供がおもちゃにすると危ないという注意書きがあります。
端子類は横置き時の右側に集中しています。音量、電源、USB Type-C端子、3.5mmイヤホン端子になっています。手前側に見えるのはスピーカーホールで、横置き時の上側の左右にあります。横置き時の左側には端子は何もありません。
横置き時の下側はMicroSDスロットがあります。それ以外は何もありません。
プラスチックの材質はザラザラで、傷は普通に使う分には付きづらいタイプなのでガシガシ使い込んでも大丈夫だと思います。
ということで、続きの記事ではソフトウェア面でのレビューやGoogle Playの導入を纏めます。
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