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基本的にはやらない方がいい
どうしてもという場合にする方法ですが、Linuxディストロはリリース前のチェックだったり、セキュリティホールへの対応などを一定のパッケージ群で行うので、システム全体として脆弱になる可能性があります。そのリスクを承知の上で実施します。今回はglibcを例にしますが重要なライブラリなので一層真似するべきではありませんが、18.04のバージョンだと動作しないソフトを実行したかったのでやります。
基本にするリリースを/etc/apt/apt.conf.d/の下に記載する
/etc/apt/apt.conf.d/01ubuntu-base
というファイル1で、指定した場合以外のパッケージを指定します。
APT::Default-Release "bionic";
借りてくるリリースのapt-lineを記載する
/etc/apt/sources.list.d/eoan.list
という名前でapt-lineを記載します。
deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ eoan main
指定してパッケージをインストール
# apt-get update
# apt install libc6 -t eoan
「-t」でeoanを指定して借りてくるパッケージをインストールします。
$ apt-cache policy libc6
libc6:
Installed: 2.30-0ubuntu2
Candidate: 2.30-0ubuntu2
Version table:
*** 2.30-0ubuntu2 500
500 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu eoan/main amd64 Packages
100 /var/lib/dpkg/status
2.27-3ubuntu1 990
990 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu bionic/main amd64 Packages
eoanのパッケージがインストールされました。
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- ファイル名がかぶらなければなんでも良いです [return]
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