AmazonのFire HD 8(2020/第10世代)にGoogle Playを導入してAndroidアプリを使えるように(例外あり)

Posted by 雅楽斎 on Thursday, December 3, 2020

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初期セットアップ

AndroidタブレットはAndroid3.2のリードデバイスだったHuawei MediaPadからかなり多く使っているので、もはや飽きている感すらありますが、同じAndroid系でありながらFireOSは今までに使ったことがないので、普段のAndroidと比較しながら振り返ります。

ようこそからAmazonアカウント設定まで

使用可能な言語から使う言語である日本語を選びます。文字の大きさを最初に選べるのはKindleをサービスするAmazonらしい気遣いですね。

接続するWi-Fiアクセスポイントを指定します。SIMスロットがないためネットワークに接続するようになっていますが、この手順はスキップできません

Wi-Fiに接続するといきなりアップデートが始まりますがこれはこの後にもっと大量にアップデートを適用する必要があるため、あまり気にせずに先に進みます。

おもむろにAmazonアカウントでのログインになります。これもスキップできないので、一般的なAndroidタブレットと違ってFireタブレットはWi-Fi環境とAmazonアカウントがないと使い始めることができません

請求先住所となっていますが決済手段のクレジットカードの選択です。使ってないカードがたくさんあると無駄に迷うので整理した方がいいですね。。

よくある許諾画面です。私の場合必要なもの以外は全部チェックを外しています。

唐突に動画でお知らせが再生されます。この後、Alexaを有効にするか選ぶのでとりあえず無効にします。Cortanaと同じ感じですね。

子供用アカウントで使う場合はここで設定するようです。セットアップ後はアカウントを切り替えることができます。

Amazon Primeの勧誘です。登録しないがちっちゃいのはちょっと問題ありそうな気がします。

Kindle Unlimitedで読んだことある本とAmazonのアプリストアでインストールしたことのあるアプリががっつり表示されます。Amazonのアプリストアはかつて有料アプリを日替わりで無料でインストールできるキャンペーンをやっていたので、その時に入れたものがたくさん表示されています。

セットアップが終わった状態のFireHD8のホーム画面です。Amazonのアプリがもれなくインストールされていますが、よくありそうな種類のアプリでインストールされていないのは、ギャラリーアプリですね。

ひたすらアップデート

実はまだアップデートが残っているので、ひたすらアップデートをする回です。

設定アプリから端末オプション→システムアップデートを選択します。

アップデートがなくなるまでひたすらアップデートと再起動を繰り返します。

いつもなら全部適用し終わった後にファクトリーリセットをしてから使い始めるんですが今回忘れてしまいましたorz

Google Playのインストール

FireタブレットはAmazonのアプリストアからアプリをインストールできるとされていますが、いかんせんアプリの数が少ないことから普段Androidを使っている人ならGoogle Playからアプリをインストールしたいと考える人が大多数ではないかと思います。

Fireタブレットは現時点ではPCをつないでadbコマンドを実行といった手順を踏まなくともapkファイルのインストールだけでGoogle Playをインストールできるようになっているので、今回はその手順でGoogle Playからアプリをインストールできるようにします。

参考にしたのはこちらのサイトです。

2020年版!Fire7,HD8 HD10にGoogle Play Storeをインストールする方法!|vodzoo

APKファイルのダウンロード

FireOSのバージョンに応じて Google Account Manager / Google Service Framework / Google Play Services / Google Play Store のバージョンが異なるようです。今回のFire HD 8はFire OS 7となるため、以下のファイルをダウンロードします。

APKバージョンダウンロードリンク
Google Account Manager 7.1.2https://www.apkmirror.com/apk/google-inc/google-account-manager/google-account-manager-7-1-2-release/google-account-manager-7-1-2-android-apk-download/
Google Services Framework 9-4832352https://www.apkmirror.com/apk/google-inc/google-services-framework/google-services-framework-9-4832352-release/google-services-framework-9-4832352-android-apk-download/
Google Play services 19.5.68https://www.apkmirror.com/apk/google-inc/google-play-services/google-play-services-19-5-68-release/google-play-services-19-5-68-100300-276768403-android-apk-download/
Google Play Store 17.3.16-allhttps://www.apkmirror.com/apk/google-inc/google-play-store/google-play-store-17-3-16-release/google-play-store-17-3-16-all-0-pr-277156053-android-apk-download/

MicroSDカードを挿している場合は抜く

FireタブレットにGoogle PlayのAPKをインストールする前にMicroSDカードを抜く必要があるようです。

APKファイルを順序を守ってインストールしていく

ダウンロードしたapkファイルを決められた順序でインストールします。インストールする順序は

  1. Google Account Manager 7.1.2 【com.google.android.gsf.login_】で始まるapkファイル
  2. Google Services Framework 9-4832352 【com.google.android.gsf_】で始まるapkファイル
  3. Google Play services 19.5.68 【com.google.android.gms_】で始まるapkファイル
  4. Google Play Store 17.3.16-all 【com.android.vending_】で始まるapkファイル

です。

4つapkをインストールし終わると、タブレットのホーム画面にPlayストアのアイコンが追加されます。

Google Play Storeでインストール

ホーム画面に追加されたPlayストアのアイコンをタップすると見慣れたGoogle Playの画面が表示されるので、あとはGoogleアカウントでログインしてアプリをインストールしていきます。

一通りアプリをインストールしたらこんな感じに仕上がりました。

インストールできなかったアプリ

理由がイマイチわかっていないんですが、Playストアからインストールできなかったアプリが2つありました。

世界天気時計 - Google Play のアプリ

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fsi.refills&hl=ja

どちらも使っているアプリなので、使えたら良かったんですけども。この2つのアプリに共通するものもよくわかりません。

アカウントに紐づいた同期アイテムの設定ができない

Androidデバイスは設定項目としてアカウントがあり、Googleアカウントも自動同期する項目を設定できます。

しかし、Fireタブレットは設定項目としてAmazonアカウントしかなく、同期するアイテムとタイミングは設定できないようです(Gmailも同期はしますがタイミングがよくわかりません。

というわけでいくつか思い通りにいかないところもあるにはありますが、FireタブレットをできるだけAndroidタブレットとして使える準備ができました。

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